2007年07月14日

卵巣腫瘍3

 卵巣嚢腫のうち最も発生頻度が高く、全体の半数以上を占めるのが成熟嚢胞性奇形腫です。嚢胞の中に皮脂、毛髪、歯、軟骨を含んだ腫瘍で、大きさは普通10cm以下で、卵巣の両側に発生することもあります。
 大部分は20〜30代に発生します。そのため妊娠中に発見されるケースが多く、その場合は妊娠初期に手術をします。また、嚢胞内部に皮脂や毛髪を含んでいるため、X線検査で発見されることもあります。
 若い人に発症した場合は良性のことが多いのですが、高齢者に発症すると悪性に変化していることがあります。そのため、若い時期にこの腫瘍が発見された場合には、手術によって摘出するか、定期的な検査を継続的に行う必要があります。
 卵巣嚢腫は良性がほとんどですが、卵巣はお腹の中の臓器なので、外からは正確に症状を把握しにくいものです。成人したら定期的に検査するくらいの気持ちも大切です。
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2007年07月11日

卵巣腫瘍2

 卵巣嚢腫(嚢胞性腫瘍)は、卵巣の中に液体成分がたまって腫れている状態の腫瘍です。婦人科で扱う臓器に発生する腫瘍の中では子宮筋腫と並んで、最も発生率が高い腫瘍です。そのほとんどが良性ですが、最終判断は手術で摘出して検査しないとつきません。卵巣嚢腫にはいくつかの種類があるので、代表的なものを紹介します。
1.漿液性嚢胞腺腫(ショウエキセイノウホウセンシュ)
 嚢胞内部に黄色い透明な液体がたまる腫瘍
 で、卵巣嚢腫のおよそ25%を占めます。球
 形で大きさは握りこぶしくらい。これは縮小しないことが特徴です。
2.粘液性嚢胞腺腫
 嚢胞内部に粘液がたまる腫瘍で、卵巣嚢腫
 のおよそ20%です。この腫瘍は巨大化して
 お腹のなかで嚢胞が破れ、粘液が腹腔全体
 に広がります。腫瘍の細胞は良性ですが、
 破れることで腹膜炎を起こし、死に至るこ
 ともあります。
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2007年07月07日

卵巣腫瘍

 卵巣は子宮の左右両側にひとつずつあって、通常は直径2〜3cm程度の大きさです。この卵巣が腫れた状態を卵巣腫瘍といいます。多くの場合、片方の卵巣にできますが、両方にできる場合もあります。
 卵巣腫瘍には、ほかの臓器に発声する腫瘍に比べると、非常にたくさんの種類があります。大きく二つに分けると、嚢胞性腫瘍(卵巣嚢腫)と充実性腫瘍です。さらに卵巣腫瘍は良性、悪性、境界悪性の三つに分けられます。一般に嚢胞性腫瘍は良性のことが多く、充実性腫瘍はおよそ75〜80%が悪性か境界悪性腫瘍です。
 卵巣腫瘍は種類が多いため、その発生原因も多岐にわたります。胎児が発声する団塊の細胞が卵巣の内部で腫瘍になったり、子宮内膜が増殖して月経周期と一致して出血し、月経血がたまって発生したりします。また悪性腫瘍である卵巣がんは、がん抑制遺伝子の異常によって発生すると言われています。
posted by かめの at 17:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

生理不順

 月経は卵巣から出る女性ホルモンの作用で起こります。この作用や排卵は周期的で、だいたい28日前後の周期で起こるため、月経はだいたい1ヶ月毎にあることになります。ただこの周期には個人差があり、25日〜38日周期なら正常とされています。
 生理不順といわれるのは、このホルモンバランスが崩れて周期が不規則になった状態で、周期が一定でなかったり、25日以内や40日以上の場合を生理不順としています。
 初経後間もない若い女性や更年期の女性の場合はあまり心配はいりませんが、20〜30代の女性の場合は何らかの異常があると考えられます。また、ジャンクフードの食べ過ぎや、極端なダイエットが原因となる場合もあります。
 生理不順は生活習慣や食生活を改善することで予防できます。規則正しい生活と、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を忘れないようにしましょう。
posted by かめの at 07:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

過多月経と過少月経

 月経血量が異常に多い状態を過多月経、以上に少ない状態を過少月経といいます。ただ、量についての明確で客観的な基準はありません。
 過多月経は、子宮筋腫や子宮内膜炎などの病気による器質性と、通常の体の調節機能に何らかの異常が起こることによる機能性の二つがあります。過少月経にも器質性と機能性の二つがあり、器質性の原因としては結核などの炎症の後遺症や子宮内の癒着、子宮発育不全などがあります。機能性の原因は、ホルモン分泌の不全や、排卵障害、黄体機能不全などが考えられます。
 したがって、治療は原因となる病気それぞれの治療となります。月経血量が増えたと感じたら、原因となる病気があるかどうか調べるため、婦人かを受診してください。月経血量が減ったと感じた場合、多くは治療を必要としない状態のことが多いのですが、妊娠を希望する場合は必ず受診しましょう。
posted by かめの at 10:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

無月経

性成熟期を迎えた女性で、月経が来ない状態を無月経といいます。生まれてから一度も月経がない原発性、一度は月経が来たものの無月経の状態になった続発性の二つがあります。原発性は満18歳を迎えても初経が来ない状態、続発性はそれまであった月経が3ヶ月以上停止している状態を指します。
続発性無月経には病的なもの以外にも、妊娠、授乳、閉経などの生理的な変化による場合も含まれるので、注意が必要です。
 原発性の原因は染色体異常症や卵巣形成障害、子宮・膣の欠損、などさまざまです。症状の現れ方も原因によって異なるので、医師の判断を仰ぐ必要があります。続発性は生理的無月経のほか、子宮や卵巣に病気がある、分娩時の大出血による下垂体機能不全などが原因となります。
 治療は、原因によって異なるばかりでなく、
患者さんの目標、つまり月経を起こすのか、妊娠を求めるのかによっても異なります。
posted by かめの at 10:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

月経前緊張症

 月経が始まる3〜10日の間続くイライラ、頭痛、乳房の張り、のぼせ、下腹部痛、腰痛、
吐き気などの身体的症状を月経前緊張症といいます。症状の現れ方は人によって違いがあり、同じ人でも月によって程度が異なることがよくあります。
 原因はホルモンのアンバランスと考えられていて、ストレスや冷えなどによって血液の循環が悪い、栄養不足なども原因となるようです。
 月経直前は、女性は膀胱炎、便秘、下痢など下腹部の病気になりやすい時期でもありますから、まず下半身を冷やさないようにすることが大切です。保温性の高い下着を着用したり、カイロを下腹部にあてたり、ソックスを履いたりするのが有効です。また、お風呂でゆったり温まることもストレス解消にもつながるので効果的です。さらに、不足しがちなビタミン、鉄分、ミネラルを摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
posted by かめの at 01:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

生理通について

 生理痛は、月経困難症とも言います。月経時に下腹部痛、腰痛などの痛み、吐き気や嘔吐、眠気、だるさを訴え、仕事や学校などの社会生活が困難になることもあります。
 月経困難症のうち、子宮に何らかの病気があって起こるものを器質性(続発性)月経困難症、病気がない場合の症状を機能性(原発性)月経困難症といいます。
 機能性月経困難症は若い人に多く、20代後半、30代以降に急に始まるということはほとんどありません。だんだん症状がひどくなる場合は病気が疑われますから、早めに受診しましょう。器質性の場合、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮奇形などによるものが多いようです。機能性の原因は、ホルモンバランスが崩れることが考えられます。痛みの程度によりますが、通常は鎮痛薬月経前から投与することですみます。
痛みがひどい場合は、低用量ピルで月経量を減らす方法も有効です。
posted by かめの at 02:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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